予防処置

歯を失っていく原因を
ご存じですか?

第1位 歯周病

歯周病は成人以降になると、歯を失う原因として、最も多くなります。
初めは歯茎が赤く腫れ、膿み、進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまいます。歯を支える骨が溶け減っていくと、歯がグラグラと揺れてきます。
歯に虫歯がない状態でも、抜かざるを得なくなってしまうのです。

第2位 虫歯

虫歯は20~30歳以下の年齢の場合、歯を失う原因として最も多くなります。
虫歯を放置した結果、虫歯がどんどん進行して、治療出来なくなるので抜歯するしかない、という状況になります。
また、歯の根の先に膿袋ができてしまうと、大きさによっては抜歯になります。

第3位 破折(歯ぎしり)

歯ぎしり、食いしばりが原因で歯が割れてしまうことは意外とよくあります。
奥歯で噛むと100kg程度の力が加わるので、神経の処置をした歯は、健康な歯より割れやすくなります。
また、健康な歯でも歯ぎしり、食いしばりがひどいと耐えれず、割れてしまいます。

虫歯や歯周病を
予防するために

歯を失う理由の70%以上は虫歯と歯周病で、その最大の原因は「プラーク」(歯垢)です。プラークとは日本語で歯垢です。歯垢は食べカスと思われている方もいらっしゃると思いますが違います。歯垢は細菌の集まりです。口腔内の細菌の数は1g中1000億、約500種類の菌がいます。そのプラークの活動はご自身の身体の状態によって変わります。
免疫力が高い方は、虫歯菌や歯周病菌の活動力は低いので、虫歯や歯周病の進行は緩やかです。身体の状態を良くする方法は、食事、運動、睡眠、ストレス緩和、適度なストレス付与、入浴、食材選びなど、様々な方法があります。虫歯菌は酸を出し、歯周病菌は毒素を出します。歯石と呼ばれる石は、プラークが唾液中のカルシウムなどが取り込まれて、石のように固まったものです。

日々続けていくことが予防処置にとっては重要

歯磨きをしていれば虫歯や歯周病にならないという単純な原因ではありませんが、日常生活の中できちんと歯磨きを行なって細菌の数を減らせば、細菌の増加による虫歯や歯周病の進行は確実に予防することができます。
家でできるホームケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアを組み合わせて虫歯や歯周病を予防することを「予防処置」といいます。
実際に虫歯や歯周病になってから治療を始めるのではなく、ならないために定期的に通院し、ブラッシング指導、フッ素塗布、クリーニングなどを行なう事が大切です。

当院が提供する予防処置

ホームケア

歯磨きなどのご自宅などで患者様ご自身が行う予防処置を指します。

プロフェッショナルケア

歯科医院で歯のプロが行う、歯面清掃や歯石取りなどを行っていきます。

独自の予防プログラム

患者様ごとに合わせた予防プログラムや予防に関連した検査機器を導入しています。

  • プロフェッショナルケア
  • オリジナルオーダーメイド
    予防プログラム
  • 定期歯科検診
  • メタトロン

ホームケア(セルフケア)

家ではブラッシングや食生活に気をつける必要があります。
ブラッシング(歯磨き)はプラークコントロールの基本です。
正しい磨き方を身につけ、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシなどを組み合わせてケアしましょう。
子どもの場合は、おとなが必ず磨き残しのチェックと仕上げ磨きをしてあげてください。
食事は1日3回規則正しく摂り、なるべく砂糖が入った食品を避けるようにしましょう。
食後の歯磨きを心がけましょう。
最も悪影響なのは、砂糖の入った食品をだらだら食べ続けること。これではどれだけブラッシングをしていても虫歯になります。

ブラッシング(歯磨き)

ブラッシングとは、歯ブラシなどの器具を使い、歯に付着した歯垢(プラーク)=細菌の塊を落とすことです。
ブラッシングは虫歯や歯周病を予防するためにとても大切で、プラークコントロールのメインとなるものです。
毎日ブラッシングしているのに、虫歯や歯周病になってしまったという経験のある方は、歯を「磨いているのと磨けている」のは違うということを理解しましょう。

ブラッシング上手になるコツ

  • 自分に合った歯ブラシや歯磨き粉を選ぶ
  • 歯ブラシは力を入れずに持つ
  • 歯と歯肉の境目には、歯ブラシを45度の角度で当てる
  • 磨きにくい部位や、磨けていない部位を知る
  • 歯科衛生士さんに遠慮なく聞くこと

習慣の改善

肥満や糖尿病など歯周病の発症や悪化に関わる病気を予防・改善するとともに、生活習慣に潜む危険因子を減らすことが重要です。
特に歯周病は、口腔内の環境のほか、食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなどとも関係が深く、これら生活習慣の改善によって予防することができます。

プロフェッショナルケア

歯科医院では国家資格を持つ歯科衛生士が専用の器材、器具、材料を用いて口腔ケアを行います。家庭では自分で取れない汚れが必ずあり、その部分の汚れは、蓄積していきます。 これが、歯磨きだけでは予防できない理由の1つです。
家庭でのケアも大切、歯科医院でのプロによるケアも大切です。

フッ素塗布

歯科医院で塗布するフッ素は、フッ素化合物(フッ素と別のものが化合した物質)を指し、ほかの物質の影響を受けにくいという安定性があります。この性質を応用して歯に高濃度のフッ素を塗布します。
フッ素の膜を作り、汚れがつかないようにすることで、虫歯から歯を守ることができます。
十分な効果を得るためには、年3~4回塗布を行なう必要があります。
フッ素というと子どもの予防と思われがちですが、酸に溶けにくい結晶を作り、歯を強くする効果があるので、すべての年代の方に効果があります。
ただし、若い方の方がその効果は高くなります。

PMTC(歯のクリーニング)

ホームケアでは取れない汚れや硬くなった歯石は、歯科医院でクリーニングする必要があります。
定期的にクリーニングを受ければ、口の中を常に良好に保つことができるので予防には欠かせません。
PMTCとは、「Professional(専門家が)Mechanical(機械を使って)Tooth(歯面を)Cleaning(クリーニングする)」の略称で、虫歯や歯周病の予防に効果的なクリーニングのことを指します。

レーザー治療による予防処置

当院ではレーザー照射とフッ素もしくは(イオン導入)を併用する処置により、歯質の強化を促進させ、歯の耐酸性すなわち虫歯耐性を高めることができます。
また、歯と歯肉の隙間である歯周ポケットにも、レーザー照射することで、ポケット内の殺菌、歯面測では歯質強化を図り、虫歯や歯周病になりにくくします。
レーザーによって虫歯になりにくい歯、歯周病になりにくい歯肉をつくることで、より健康な歯を残せるようになりました。

ポイックウォーター(POICウォーター)

POICウォーターは次亜塩素酸水に近いもので、正式名称を電解機能水と呼びます。使用前は弱アルカリ性なので、次亜塩素酸水とは呼べませんが、口腔内でpHが中性や酸性になり、次亜塩素酸水と呼び名が変わります。弱アルカリ性の性質があるので、バイオフィルムを浮き上がらせる事が出来ます。
洗口により簡単に口の中の汚れや細菌を洗浄・除菌できます。
その効果は強力ですが、薬品を使用しておらず、間違って飲んでも人体に害がない安全な液体です。なぜなら、「塩化ナトリウム」と「純水」を「電気分解」して作るからです。
簡単に言うと、原材料は塩水です。そして、次亜塩素酸は我々の体内でも作られています。どこで作られているのかというと、免疫細胞が作ります。ウイルスや細菌と戦うときに、次亜塩素酸を敵に注入するのです。ですから、我々の体内にもすでに持っている物質です。
市販されているうがい液と比べると、安全性と殺菌力とその効果の差は歴然。安全にプラークを分解し、殺菌できるので、お子さまから高齢の方までホームケアとしてご利用いただけます。

お口の中をすっきりとリセット

POICウォーターは超純水と塩を電気分解した「電解機能水」です。血液中の白血球と同じ免疫成分が入っており、小さいお子様からお年寄りの方まで安心!
POICウォーターは、特殊な電解機能水で、ローブロム塩(臭素濃度をゼロに近づけた塩化ナトリウム)とRO水(逆浸透膜;Reverse Osmosis 処理した水)を原料に長時間電気分解して作られる pH9、有効残留塩素濃度 500ppm の弱アルカリ性電解機能水です。口腔用洗浄液として治療や口腔ケアに使用されます。通常の市販されている「次亜塩素酸水」「電解機能水」とは異なります。エピオス社の特許により生成方法が守られています。全く同じ性能を他で作る事は違法となり、他に流通しておりません。

使用方法

キャップ下10mlの
目盛りまで入れる
口に含んで20~30秒
ほど強めにブクブク
POICを含んだまま
歯みがき
3回以上しっかりと
ゆすぐ

POIC ウォーターはこんな方におすすめ

  • 虫歯ができやすい方
  • お口の中がネバネバして気持ち悪い方
  • 歯周病が気になる方
  • 自由診療(保険適用外)となります。
  • 口臭が気になっている方
  • 口内炎ができやすい方
  • インプラントが入っている方
  • 風邪やインフルエンザを予防したい方

POIC ウォーターの作用

POICウォーターの使用により、虫歯の発生率においても、全く使用しない場合と比較して大きな予防効果が現れることがわかっています。むし歯は、ミュータンス菌やラクトバチラス菌(LB菌)等の悪玉細菌によって引き起こされる疾患です。POICウォーターの主成分である次亜塩素酸は、これらのむし歯関連菌に対しても大きな効果を持つことが、このデータからも明らかです。歯周病やむし歯という口腔の二大疾患についても、POICウォーターは画期的な水であり、その根本的な原因を取り除くことができると言えます。

未使用
むし歯発生率:69%

毎日ではない
むし歯発生率:26%

1日2回
むし歯発生率:6%

1日3~5回
むし歯発生率:0%

治療時に使用する水は全てPOIC ウォーターです

当院はエピオスエコシステムを導入し、POIC ウォーターを原料とする「殺菌水」を治療中の全チェアーに使用する事により、連続して除菌・不活化をしながら、安全な治療を行う事が可能です。 POIC ウォーター20ppmに含まれる強力な殺菌力を活かして、食事や日常生活で口腔内に入り込む細菌をしっかり除去し、虫歯や歯周病の原因となる菌の発生を予防します。また、歯周病菌が血管内に入ると全身に影響を及ぼすことがあるため、患者様の健康を守るために、定期管理時の掃除のお水、うがいのお水、すべてPOIC ウォーター20ppmを使用したお水を使用しています。

治療後こそ
普段のお手入れが重要です

歯磨きを頑張っているのに、治療した歯が虫歯になるのはなぜでしょうか?それは知らず知らずのうちにお口に負荷がかかっているからかもしれません。人間の顎は噛むたびに、体重と同程度の圧力がかかります。すると、治療した部分にある詰め物や被せ物が徐々に変形し、隙間から細菌が侵入することがあるのです。特に保険診療の素材は劣化しやすい傾向があります。当院では、治療部分をレーザーで殺菌し、その後にセラミック素材を組み合わせることで治療効果を長持ちさせています。また、「治療終了=ゴール」ではありません。詰め物や被せ物がある方は、定期的なメインテナンスを続けて、お口にトラブルが起きてないかを治療前よりも念入りにチェックする必要があります。

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