スタッフコラム
知覚過敏の原因と治療方法
甘い物・冷たい物・酸っぱい物が「キーン」としみた事はありませんか?
それは「知覚過敏」と言います。
歯の構造は表面からエナメル質・象牙質・歯髄の順で構成されています。
一番上のエナメル質は体の組織の中で一番硬く、外部からの様々な刺激を遮断してくれます。
しかし、エナメル質に一部のヒビが入ったり失われたりすると、むき出しの象牙質に刺激を受けます。
象牙質には歯の神経(歯髄)まで痛みを感じる管(象牙細管)があり、その象牙細管に熱や冷たさ、
歯ブラシなどの刺激が歯の神経まで届くと、鋭い痛みが生じます。
これが「知覚過敏」なのです。
原因
- 酸っぱいものをよく食べている方
- 強い力や硬い歯ブラシで歯みがきをしている方
- 歯ぎしりや食いしばりをしている方
- 激しい運動をしている方
- 歯周病の方
上記に当てはまる方は、知覚過敏になりやすいです。
知覚過敏の症状には個人差があり、数週間~数ケ月続く方もいます。
症状に応じた治療方法
- コーティング材の塗布
- プラスチック充填
- 歯の神経をとる
- マウスピース
- 除菌
歯の神経をとるのは、我慢できない痛みが続いて夜も眠れないなどの余程の場合であり
生活習慣を改善したり、除菌治療を行うだけでも痛みを緩和することは可能です。