小児歯科

お子さまが怖がらずに通える歯科医院に

子どもの虫歯は、将来の生活に大きな影響を与えます。
虫歯があると食べ物の咀しゃくがうまくできず身体に悪影響を及ぼし、顎の発育不全などの原因となります。
また、虫歯を放置すると、永久歯が生えてきたときに決められた場所に生えず、歯並びや乳歯の下の永久歯の芽にも悪影響を及ぼします。このような悪影響を避けるために予防を行ない、虫歯の早期発見・治療をする必要があります。
しかし、小児歯科の役割は、ただ虫歯の治療をするだけではありません。
子どもの健康を守るために口の中の病気を診断し、治療方針を決めます。そして、歯がはえ始めてから永久歯に生え代わるまで、それが正しい位置に生えるように導き、トータルで口の中の健康管理をすることが小児歯科の使命なのです。

当院でのお子さまの治療計画

※保護者の方は必ずお読みください

当院の小児歯科の特徴

不安を遠ざける笑気吸入鎮静法

「笑気吸入鎮静法」とは、鼻マスクで笑気ガスを吸入するだけで治療中の不安や不快を遠のけ、痛みを和らげる方法です。
当院では患者さまの安全と安心のために用いています。

※成分は酸素に笑気ガスを5~30%混入したもので、身体に害はありません。
※お子さまからお年寄りまで、身体の弱い方にも安心して使えます。

歯医者さんごっこでお家でのイメージトレーニング

「笑気吸入鎮静法」とは、鼻マスクで笑気ガスを吸入するだけで治療中の不安や不快を遠のけ、痛みを和らげる方法です。
当院では患者さまの安全と安心のために用いています。

※成分は酸素に笑気ガスを5~30%混入したもので、身体に害はありません。
※お子さまからお年寄りまで、身体の弱い方にも安心して使えます。

笑気吸入鎮静法の流れ

  1. Step01

    チェアーに寝転んでマスクをつけて通常の鼻呼吸をします。5分前後で心地よい、少し暖かい気分になります。
    一種の催眠状態になるため、治療に対して気が大きくなり、恐怖心がなくなります。

  2. Step02

    笑気吸入鎮静法によって恐怖心が軽減しています。意識はありますが、麻酔作用はありませんので、処置内容によっては麻酔を必要とすることがあります。

  3. Step03

    歯を削ったり抜いたりする治療の際、身体の機能はほとんど変わりません。ご家族や医療スタッフとの会話もできます。

  4. Step04

    治療終了後、笑気吸入器を外し、通常の呼吸により笑気ガスは排出され、もとに戻ります。

  5. Step05

    治療終了後、10分前後ほどはお子さまの様子を見守ってください。

お子さまを成長に導くシステム

当院の小児歯科には、ほかの医院にはない特徴があります。
それは、「歯科治療をとおして、お子さまに成長のきっかけを与えることです」
「嫌なことから逃げない、これはとても勇気のいることです」
私たちおとなでも、歯科医院に行くことをためらうことがあります。
当然、お子さまたちのなかにも「歯医者さんなんて行きたくない」と思っている子がいるのです。
しかし、当院はこれを活用します。

  1. 歯磨きをしなかった
  2. そして、虫歯になった
  3. だから、治療を受けなければならない
  4. もう嫌な思いはしたくない
  5. 今後はしっかり歯磨きをしよう

嫌なことを認め、嫌なことから決して逃げない心を育て、できたら褒めるのです。
これが、歯科治療が「お子さまの成長につながる」ということなのです。

虫歯になった事実を活用する

虫歯になってしまったことはすでに起きてしまったことであり、事実です。
しかしただ単に治したのでは、何の進歩もありません。なってしまった虫歯を最大限に活用する方法が重要だと考えています。虫歯になった歯があるからこそ、ほかの歯を守ることができる。そうなれば、虫歯になった歯に価値が生まれます。
お子さまにそのようなことが理解できるのか、疑問に思われることでしょう。普段はわがままであっても、歯科医院という特殊な環境になると普段のわがままさが消えるお子さまはたくさんいます。
子どもは現実を受け入れ、理解することができるのです。
治療は基本的に3歳から行ないます。子どもは3歳までに、嬉しい、悲しい、楽しい、しんどい、悔しい、嫉妬…など、さまざまな感情が育っていきます。つまり3歳を過ぎれば、基本的な感情や考え方はすでに持っているのです。理解する能力を身につけているのです。

おとなの「応援」をお子さまの「自信」へとつなげる

だから、私もご両親も付き添いの方も、みんなでお子さまを「応援」します。
応援し、励まし、そして1本でも治療を終えることができたら、それは必ず「自信」へとつながります。
その「自信」がお子さまを成長へと導くのです。
ぜひ、お子さまの成長を一緒に見てみませんか?それが当院の小児歯科です。

安心して治療を受けられるシステム

各診療台に、付き添いの方が一緒にいられるよう椅子を2脚ご用意しています。
そのため、付き添いの方がずっとそばにいてあげることができ、お子さまはそばで手を握ってもらいながら診療を受けることができます。
1人で治療を受けられない子にとってはとても安心な空間となり、治療を頑張ることができるのです。
1人で治療を受けられるようになれば、付き添いの方は待合室でお待ちいただくことになります。
この当院独自のシステムを一言でいうならば、「小児育成歯科」です。
ご一緒にお子さまが成長する瞬間を作り、それを見守りましょう。

キッズルームで楽しく過ごせます

待ち時間の間は、大人と同じようにどうしてもお子さまも不安な気持ちでいっぱいになってしまうことと思います。
そこで当院では、さまざまな玩具のほかDVDもご用意したキッズルームを設けておりますので、院内で過ごす時間を楽しんでいただくことが可能です。
頑張って治療を終えられたお子さまにはお楽しみの「ガチャガチャ」も待っています。

よくある質問

笑気麻酔とはどのようなものか詳しく教えてください
笑気麻酔とは20~40%の亜酸化窒素と80~60%の酸素の混合ガスで、無職・無刺激性で体への負担が少ないことから歯科治療で使われている吸入麻酔薬です。
鼻から吸入することでうたた寝のようにリラックスした状態になり全身麻酔とは違いお底がある中で治療を行えるのが特徴です。
どのような治療を行う場合に笑気麻酔を用いるのですか?
抜歯や神経を抜く場合には注射での麻酔が必要ですが、虫歯を削るような治療なら笑気麻酔だけで行うことも可能です。
単に治療が楽になるだけでなく、その体験をきっかけに子供のうちに歯医者嫌いを克服できる可能性があります。
笑気麻酔への不安がある親へはどんな配慮があるのでしょうか?
麻酔と聞くとお母さん方も不安でしょうから、当院では単に「笑気ガス」と呼ぶようにしています。また、親御さんにチェアサイドへ来ていただき、治療を受けているところを見てもらっている歯科医院もあります。保険適用なので、気軽にご利用いただけます。

定期検診のおすすめ

生後すぐの赤ちゃんの口の中には虫歯の菌は存在していませんが、生後6ヵ月を過ぎたころから、母親が一度口につけた離乳食などを与えられます。そのため、母親の口の中にミュータンス菌(虫歯菌)が潜んでいると、赤ちゃんに感染してしまいます。
母親の口腔内環境の改善と、赤ちゃんの口腔ケアは両方行なう必要があります。
子どもの歯はおとなに比べて軟らかく、虫歯がとてもはやく進行してしまいます。
つまり、将来のためにも早い段階でのしっかりとしたデンタルケアがとても大切になってくるのです。
年に数回は定期検診を受け、口の健康状態をチェックしましょう。

子どもの虫歯治療

前述したように、子どもの歯が虫歯になってしまうと進行がとても早いので、早期治療が望まれます。
子どもは歯医者を怖がる傾向がありますが、虫歯を放置してしまうと将来生えてくるおとなの歯に悪影響をおよぼします。
大切なお子さまの歯のために、虫歯になってしまったらすぐに治療を受けましょう。

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