お口の臭いの原因・・・舌の汚れ（舌苔）とは？
舌を見たときに、白っぽい汚れが付着していることがありませんか？
これがお口の臭いの大きな原因となる「 舌苔 （ぜったい）」です。
この舌苔は、お口の細菌や食べかす、剥がれ落ちた粘膜などがたくさん付着してできた汚れです。
お口の臭いの約６割が舌の汚れ(舌苔）に起因していると言われています。
※一日の中でお口の臭いは変動します！！
生理的なお口の臭いは、生活のリズムによって強くなったり弱くなったりします。
普段お口の中は唾液で常に洗い流されてキレイな状態ですが、唾液が減るタイミングで臭い成分が
発生しやすくなります。
主な原因
・細菌の繁殖…口腔内の細菌が舌の凹凸に入り込み形成される
・口呼吸…口腔内が乾燥することで、唾液の自浄作用の低下
・唾液の減少…ストレスや薬の副作用など、唾液の分泌が減少することで清掃機能が低下
・食生活の乱れ…軟らかい食べ物ばかり食べると、舌が刺激されず溜まりやすくなる
・全身疾患…消化器系の疾患や免疫力の低下
「お口の臭い」は主に３つ
①生理的な臭い
歯の周りや舌の上は、食べかすや歯垢などの汚れが溜まりやすく、細菌がこれらをエサにして腐らせることで
ガス(揮発性硫黄化合物）が発生します。程度に差はありますが、誰もが持ちうる臭いです。
②食品由来の臭い
食べ物の臭い成分やアルコールが吸収されると、血液で全身をめぐり
やがて肺を通して呼吸とともに出てきます。
③体調が良くないと起こる臭い
歯周病や喉・鼻・胃腸の健康状態によって特有のガスが発生し、臭いの原因になります。
歯磨きと同時に舌の汚れを鏡でチェックしてみてください！
舌の汚れが多く付着していると、臭いも強くなる傾向があります。
歯磨きや歯間ブラシなどの毎日のケア習慣に、舌ブラシやタブレットを用いた
舌ケアも取り入れてみましょう！！
奥から手前に、やさしく数回なでおろすように・・・
（※強くこすり過ぎないように注意）
