コラム

スタッフコラム

10代でも歯周病に気をつけよう!!

思春期はホルモンバランスの変化などにより、歯茎の腫れや出血などの歯肉炎が起こりやすくなります。

これは『思春期性歯肉炎』と呼ばれています。

歯磨きのときに出血したり、赤くブヨブヨしていたら要注意!!

 

思春期性歯肉炎とは?

大人になってからの歯肉炎は歯周炎に進行して歯を支える骨にまで影響を及ぼしますが、

若い人の歯肉炎が重度の歯周炎にまで進行することはほぼありません。

しかし、歯肉炎はお口の中の歯周病菌に感染することで起こるため、お口の中が清潔に保たれていないと

再発しやすくなります。

将来、本格的な歯周病にならないためにも、毎日の磨き残しのない歯磨きやケアが大事です。

 

中高生の生活習慣と歯肉炎

中学生・高校生になると部活動や受験勉強などで食生活が不規則になります。

近年では長時間ゲームをする子供が多く、メールやゲームをする時間が長いと歯肉炎を発症しやすくなるという報告もあります。

自分の歯で一生美味しく食べるためには、日々の歯磨きや定期的な歯科健診とともに、生活習慣の見直しも大切です。

夜更かしをして、夜食をとってそのまま寝てしまうことがないように気をつけましょう!

 

急速に進行する『侵襲性歯周炎』に注意!

中年以降に多い一般的な歯周病と異なり、10~30代で発症し、急速に進行する「侵襲性歯周炎」という歯周病があります。

適切な治療を受けなければ、若くして多くの歯を失ってしまうおそれがあるので要注意です。

主な原因は歯垢の中の細菌です。患者さんによっては特定の歯周病菌の比率が高く、本来自分の体を守るはずの免疫の働きの

異常も認められます。

また、病気の発症や進行には遺伝的な要因が関係していると考えられていますが、詳しいことはまだ分かっていません。

 

まずは磨き残しのない歯磨き習慣から、セルフケアを身につけましょう!!

歯垢がたまりやすい場所を重点的に、丁寧に磨きましょう。

フロスや歯間ブラシを使って歯垢をしっかり取り除きましょう。

鏡を見てチェックしましょう。

歯垢がついていないか、歯茎が赤く腫れていないか、歯と歯茎の境目がひきしまっているか・・・

など、意識してみて下さい。

 

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