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スタッフコラム

電磁波とは何か?

電磁波とは、「電場(電気の力)」「磁場(磁石の力)」が振動しながら空間を進むエネルギーの波です。
これは自然界にも人間の生活にも、日常的に存在しています。

代表的な電磁波には…
• 太陽の光(紫外線・可視光線・赤外線)
• テレビやラジオ、Wi-Fiなどの電波
• 電子レンジやIHコンロのマイクロ波
• 医療で使うX線やMRIの電波

があります。
つまり、電磁波は光・熱・通信・医療など、多くの分野で人の暮らしを支えている基本的なエネルギーなのです。

 

■ 「電磁波が危険」と言われる理由は?

【電磁波=すべて悪い?という誤解について】

近年、「電磁波は身体に悪い」「電磁波は危険だ」といった声が広がっています。
ですが、これは一部の誤解や極端な情報に偏った理解に基づくものです。

確かに、一部の電磁波は注意が必要です。
たとえば、X線やガンマ線のような「高エネルギー電磁波」は細胞にダメージを与える可能性があるため

医療現場でも使用量や照射時間は厳密に管理されています。
また、電子機器から出る電磁波についても、「長時間・強く・密接に」浴びるような使い方は避けた方がいいというのが科学的な見解です。

ですが、すべての電磁波が危険なのではありません。
重要なのは「波長」「強さ」「使用時間」「目的」です。

電磁波の身近なものとして…

遠赤外線とは?

赤外線の中でも、特に波長が長い(4~1000μm)範囲のものを「遠赤外線」と呼びます。

この遠赤外線が、私たちの体に深く浸透しさまざまな健康効果をもたらします。

暖房機器や調理器具、さらには医療用具としても活用されています。

遠赤外線は、体の深部にまで熱を届け、血行促進や体温調整を助ける重要な存在です。

電磁波の中でも特に人体に優しく、健康や美容、日常生活に取り入れやすい技術です。

 

低周波治療とは?

低周波治療とは、皮膚表面に周波数1,200Hz以下の微弱な電流を流して、その刺激により痛みの緩和や筋肉のコリの解消を図るものです。

最近では、自宅で低周波治療ができる家庭用低周波治療器のニーズが高まり、いろいろなタイプの製品が開発・販売されています。

 

電気治療とは?

人間の細胞は、一つ一つが電気を帯びており、通常、細胞内が「−」、細胞外が「+」の電位で安定を保っています。

これを分極といいます。そこに何らかの刺激が加わると、細胞外が「−」、細胞内が「+」に変化します。

このように私たちのからだには、外部からの電気的な刺激に対して敏感に反応する性質があります。

もともと人体に備わっている電気的な性質をうまく活用して、外部から電気を流して、痛みの感覚を和らげようとするのが、電気治療です。

EMS(神経筋電気刺激療法) – 筋力増強

主に筋肉や運動神経への電気刺激により筋収縮を起こすことで、筋力増強や筋委縮の予防、痙縮抑制などを目的に行われる治療法です。

医療の現場では、脳血管疾患などで自分の意志では運動するのが困難な人たちのリハビリ治療にも用いられています。

 

このように電磁波がすべて悪いわけではないのです。

正しく使えば人を助ける力になります!!

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