スタッフコラム
口腔機能低下症とは?
口腔機能低下症とは、口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」などの
機能が低下している症状です。
これからは歯があるから健康?とは限りません。
歯が残っていても舌の力、唾液量などお口の機能が衰えていると食事がうまくできないことがあります。
歯があっても食べる機能が低下していると、かための食事がとりにくくなり、栄養が偏りやすくなります。
フレイル…要介護状態に至る前段階。身体的脆弱性のみならず精神・心理的脆弱性や社会的脆弱性などの多面的な問題を抱えやすく、
自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態を意味する。
サルコペニア…高齢期にみられる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能(歩行速度など)の低下。
★このような症状があればお口の機能が低下しているかもしれません!!
- 水を使った処置でむせやすい
- ミラーが頬粘膜にはりつ
- 声が聞き取りにくくなった
- 歩くスピードがゆっくりになった
- 最近痩せた
- 「かたい物が食べにくい」「飲み物や汁物でむせる」
「オーラルフレイル」とは?
わずかなむせや食べこぼし、滑舌の低下といった口腔機能が低下した状態を示します。
口の機能の健常な状態(いわゆる『健口』)と『口の機能低下』との間にあり、改善も可能な状態です。
どのくらいの人が口腔機能低下症なの?
50代では48%、60代は60%以上が口腔機能低下症に該当しているという調査報告があります。
令和3年の人口推計において50歳以上は約49%のため50代の2人に1人が口腔機能低下症
どんな検査をするの?
口腔機能精密検査
- 口腔衛生状態不良(舌の視診)
- 咬合力低下(残存歯数)
- 嚥下機能低下(問診表)
- 低舌圧
- 咀嚼機能低下
- 口腔乾燥
- 舌口唇運動機能低下
保険適応でおおよそ
1割負担…¥550
2割負担…¥1100
3割負担…¥1650
(所要時間30分~40分)
お口の健康は全身の健康!!
★7項目の検査で低下ぎみの所が分かる!
★適確なトレーニング方法をお伝えします!
気になる方はお気軽にお声がけください。