スタッフコラム
舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)って何?
舌小帯とは、舌の裏側にあるヒダ状の組織で、舌と口の底をつなぐ役割を担っています。
この舌小帯が生まれつき短かったり、舌の先端に近い部分に付着している状態を「舌小帯短縮症」と呼びます。
舌小帯短縮症は、舌の動きが制限され、授乳・発音・食事・歯並びなどへの影響が生じることがあります。
舌を前に突き出すと、舌の先端にくびれができ、ハート型の舌になります。

舌小帯の短縮の程度は舌の先をどの程度あげられるかによって、軽度・中等度・重度に分けられます。
簡単な判定方法
■舌の可動域をチェック
口を大きく開け、舌の先を上顎につけるようにできるだけ舌を上に上げます。
・正常・・・舌が上顎まで上がる
・軽度・・・半分以上は上がるが上顎には届かない
・中等度・・・舌が半分のところまでしか上がらない
・重度・・・舌が半分も上がらない
主な特徴
▪哺乳:ミルクを飲むのに時間がかかる、うまく吸い付けない、哺乳後も満足しない様子が続く。
▪食事:食べ物をよくこぼす、口にため込む、飲み込みにくい、硬い食べ物を好まない。
▪発音:特定の音が言いにくい、滑舌が悪い。「ラ行」「タ行」などが言いにくい。
▪歯並び・口の状態:歯肉炎や歯石が多い、歯並び(不正咬合)がある。
当院では、舌圧測定・口唇圧測定の検査が受けれます。
保険適応なので、お気軽にお声がけください。
受診された方にはトレーニング方法を詳しくお伝えします!
トレーニング
「舌出し運動」舌を前後に動かす。
「舌上げ運動」上顎に舌全体を押し付けてキープする。
「舌回し運動」口を閉じて歯茎沿いに回す。
など…
重度になると、手術の適応になることも多いです。
軽度だと、自宅で気軽にできるトレーニングを
意識づけることで改善にもつながります。


